ノンプログラム超高速開発
ローコード開発
(ウェブパフォーマー)

ノンプログラム超高速開発ツール「ローコード開発」について

ノンプログラム超高速開発ツール「ローコード開発(ウェブパフォーマー)」は、キヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)が開発したWebアプリケーション100%自動生成ツールです。「短納期」「高品質」「低コスト」をコンセプトに直観的な開発、素早いリリース、自動生成による品質の均一化などを実現し、Javaを使ったWebアプリケーション開発の期間短縮とコスト削減に効果を発揮します。

また、業務のエキスパートであるユーザー部門とシステム開発のエキスパートであるIT部門が参画する「共創開発型」の超高速開発ツールとして開発され、刻々と変化するIT環境に対応したシステム構築からビジネスの効率化を支援。2005年の発売以降、企業の開発部門やSIベンターなど660社に導入実績(2017年6月末現在)があり、2017年11月14日に発売された最新版「ローコード開発 V2.1.1」では、アマゾンウェブサービス(AWS)の クラウドサービス「AWS Elastic Beanstalk」上での稼働もサポートしています。

こちらでは、ローコード開発の導入支援や運用、開発、コンサルティングを行っているWINGSが「ローコード開発」を導入するメリット、特徴や各機能について詳しくご紹介します。
ローコード開発の導入や活用でお困りなら、お気軽にWINGSまでご相談ください。

開発における「Q・C・D」の課題を解決

ローコード開発は、システム開発における「Q:Quality(品質)」「C:Cost(費用)」「D:Delivery(納期)」の課題を解決する超高速開発ツールです。

課題
人材育成の時間とコスト
作業者による品質のバラつき
メンテナンスやサポートの不安
多様化するビジネスやITへの対応
開発納期とコストの肥大化
業務部門と技術部門のコミュニケーション
ローコード開発
解決
プログラミング不要 素早いリリース
共創型アジャイル開発による柔軟性
ビジネスやITの環境変化に即対応
自動生成による品質の均一化
開発期間&コストの大幅削減
GUIエディタによる直感的な画面設計
ローコード開発 ローコード開発

ローコード開発の特徴

ローコード開発最大の特徴は、「基本設計情報」を定義することでWebアプリケーションを自動生成できることです。Javaやプログラミングの知識を必要とせず、コーディングも不要なので、通常の1/4~1/2程度の時間でシステムの実装を実現します。もちろんHTML5やCSS3、PCやスマホなどのマルチデバイスに対応しています。

また、要件定義から実際のシステムを使ったレビュー、システムの修正までスムーズに行えることも特徴のひとつ。プログラミング作業が不要なので、開発者のスキルに品質が左右されることもなく、バグや属人性が排除され安定したWebアプリケーション開発を実現。開発期間の短縮、生産性向上やコスト削減に加え、環境変化に対応した柔軟なWebアプリケーションの開発によりビジネスをサポートします。

Webアプリケーションを100%自動生成

登録画面からスキーマ情報として「データモデル(DM)」、画面情報として「入出力(IO)」、必要に応じて業務フローとして「ビジネスプロセス(BP)」の3つを定義し、「アプリ生成ボタン」を押すだけでWebアプリケーションが自動生成されます。DataBaseスキーマやJavaプログラム(JSP、Servlet、JavaBeans、JavaScript)も100%自動生成されるので、プログラミングは不要です。 さらにモバイル入出力(IO)を定義するだけで、スマートデバイスからアクセスできるWebアプリケーションを開発することも可能です。

操作性の高いWebアプリケーション

クライアント・サーバシステムと遜色ない、AjaxやJavaScriptを活用した操作性の高いWebアプリケーションを自動生成します。jQuery MobileのGUI部品を活用した、スマートデバイスに最適化されたWebアプリケーション画面も自動生成されるので、さまざまなデバイスからアクセス可能です。

本番環境にランチタイムプログラム不要

ローコード開発は、ピュアなJavaアプリケーションを100%自動生成するので、本番環境に別途ランチタイムプログラムを導入する必要がありません。本番環境にライセンスが必要がないのでコストカットになり、運用フェーズにおいても自由度の高いアプリケーション構築が可能です。

機能一覧

要件定義からWebアプリケーションを100%自動生成

ローコード開発の開発は、統合開発環境のEclipseにローコード開発 plug-inを入れて行います。

●データモデル(DM)
DataBaseのスキーマ情報(項目の属性や名前、桁数など)を登録します。

●ビジネスプロセス(BP)
業務フロー(登録、更新、既存の業務フローの呼び出しなど)を登録します。

●入出力(IO)
画面情報(表示項目、レイアウト)を「入出力(IO)」へ登録します。実際の表示画面を瞬時に確認できるプレビュー機能も搭載しています。

自動生成によるバグや属人性を排除した安定開発

従来(スクラッチ開発)は、基本設計、詳細設計、プログラミング、テストの順でシステム開発を行っていましたが、ローコード開発は詳細設計を情報登録作業のみに簡略化し、ノンプログラミングでWebアプリケーションを生成します。

従来必要だった詳細設計におけるオブジェクト設計やシーケンス図、プログラミング後の単体テストなども不要になり、すぐ実際の動作システムを使ったレビューができるので開発速度が飛躍的に向上しました。

本番環境にランタイムプログラム不要

ローコード開発の優位性は、ピュアなJavaアプリケーションを100%自動生成することです。

従って、本番環境に別途ランタイムモジュールを導入する必要がなく、運用フェーズにおいてもフレキシビリティの高いアプリケーションの構築が可能です。

画面遷移設計もできる直感的なGUIエディタ

ローコード開発のGUIエディタは、ドラッグ&ドロップ操作による添付ファイルの指定やシステムメニューの階層表示など、操作性が非常に高くなっています。

GUIエディタの「入出力パレット」を使うことで独自の画面デザインを作成でき、実際の表示画面を瞬時に確認できるプレビュー機能も搭載。

画面遷移設計もGUI操作でビジュアルに作図でき、システム全体の画面遷移状況を出力することもできます。

大規模システムに必要不可欠な「バッチ処理自動生成」

大規模システム開発に必要不可欠なバッチ処理を自動生成します。

Webアプリケーションの業務フロー「ビジネスプロセス(BP)」を共通利用できます。

パフォーマンス向上のための処理件数単位の設定やリカバリ機能も搭載しています。

運用に欠かせない設計書を自動出力

ローコード開発は、新規開発・システム保守問わず、Webアプリケーションと常に同期する設計書を自動出力します。出力内容は画面説明・画面レイアウト・項目の説明・画面遷移図などです。

●画面仕様ドキュメント
ローコード開発に登録した情報からHTML形式の画面仕様ドキュメントを自動生成します。

●定義をExcel出力
定義情報をExcel 形式の設計書として出力可能です。

●クロスリファレンス
指定した定義体コードが、どこで使用されているかを確認でき、メンテナンス時に、影響範囲を一目で把握できます

HTML5とAjaxの技術を活用した、操作性の良い画面

データ入力に伴う自動計算や画面項目の部分再描画、フル桁入力で自動カーソル遷移、入力項目に対して説明文を表示させるプレースホルダー機能、項目やボタンなどにマウスを乗せた時にメッセージを表示するツールチップ機能など、HTML5のコンポーネントやAjaxの機能を活用し、デザイン性が高く、操作性の良いWeb画面の自動生成が可能です。

操作性と可視化に優れたデータグリッド/グラフ/Webフォント

業務の一覧データをExcelのような形式・操作性で表示する「データグリッド」、そのデータを可視化する「グラフ」、視認性とデザイン性に優れた「Webフォント」に対応。

データグリッドは、高速な表示が可能で、列の表示・非表示、列固定、列の並び替えなど、Excelライクな操作感を実現。

アプリケーションのデータをもとに自動的にグラフを表示させることができ、グラフ上にマウスオーバーすると詳細データが表示されます。グラフ表示は円グラフ、縦棒グラフ、横棒グラフ、折れ線グラフ、散布図の5種類に対応。Excelで行っていた業務のWeb化を実現します。

外部プログラムやツールとつながる「外部連携機能」

JavaやJavaScript、ストアド・プロシージャ、Webサービスを呼び出せる連携用インターフェース機能を標準装備。

外部プログラムやデータ、各種サービスと連携することで、機能を拡張することも可能です。

グローバルなシステム構築に欠かせない「多言語対応」

グローバル化が進んでいる現在、業務システムの多言語化が重要です。

ローコード開発は、多言語対応のWebアプリケーションを自動生成します。日本語、英語、中国語(簡体字)は、翻訳済みの組込リソースファイルを提供。

その他の言語についても独自にリソースファイルを翻訳することで対応できます。

WINGSでは「ローコード開発」のシステム開発から導入、運用までフォローします

少ない費用で導入ができる

お問い合わせからの導入までの流れ

WINGSの開発は、お客様の抱えている課題の検討を重視します。 ご発注頂く前に、まずは課題解決に繋がるシステムの仕様や実現レベルの検討を十分に行い、全体イメージをご理解頂いた上でご発注して頂けるようご提案いたします。

STEP.01まずは弊社までお問い合せ下さい。
・お電話でのお問合せ 045-682-7771 (9:00~18:00 土日・祝日を除く)

・メールでのお問合せ  お問い合わせフォーム(お返事は営業日となります)

STEP.02お客様の抱える課題やご要望をお聞かせ下さい。
お問い合わせ内容を確認し、弊社担当からご連絡いたします。
その際に、お客様の抱える課題やご要望をお聞かせ下さい。

STEP.03課題解決に繋がるご提案をいたします。
お聞かせいただいた課題の解決方法、対応策等を考慮したご提案をいたします。
必要であれば、予算感に合わせた複数のご提案を行います。

STEP.04ご予算、体制に併せて提案内容、開発規模を最適化いたします。
お客様の運用体制やご予算に応じて仕様の再検討を行い、実行レベルに合わせて提案内容を最適化いたします。

STEP.05ご検討・選定・ご発注

STEP.06本開発のための要件定義をいたします。
ご要望に沿って要件定義をいたします。
また現状の抱える課題を詳細に抽出し、解決策のご提案や対応策をご提示いたします。

STEP.07システムの基本設計、詳細設計をいたします。
要件定義をもとに、画面の構成や動作を想定した基本設計を行います。
また、実際の業務を想定したフローなどの詳細設計を行います。

STEP.08システムの開発を開始いたします。
決められた要件に合わせ、システムの開発、単体テストを行います。
また、既存データ等があれば、再利用できるようデータの解析や変換等を行います。

STEP.09製造した単体プログラムの結合を行います。
各要件に合わせて開発したプログラムを結合し、全体の動作テスト行います。

STEP.10お客様側の受け入れテストをしていただきます。
ご要望の通りに組みあがっているか、お客様にシステムを操作して頂くテストを行います。
ご要望であれば、その際のテストシナリオやマニュアルの作成を行います。

STEP.11本番環境へ実装し、納品いたします。
実際の業務で使用できるよう、本番環境へ実装し、データの移行作業等を行います。
必要であれば機器類の設置などを行います。

STEP.13運用・保守・改善を行います。
実際の業務で使用して頂き、システムの運用や保守サポートを行います。
また、運用後に発生した仕様追加や再設計、パフォーマンスの改善提案等を行います。
 

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